【栃木・かみつが】JAかみつがは、「デジタル化プロジェクト」を組織した。デジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)化を基盤とした「業務の効率化・省力化とコスト削減」「付加価値の創造」が目的。 過去踏襲型の事業運営を見直し、経営基盤の強化につなげる。
同プロジェクトは3カ年計画の取り組みの一環。 「総務企画グループ」「信用共済グループ」「営農経済グループ」と三つのグループで構成する。 各部署から選出されたメンバーがグループ内で現状確認・課題を話し合い、最終的に具体的な解決案を常勤役員へ説明し、実施の判断をもらう流れとなっている。
7月に行った役員へのプレゼンテーションでは、3グループのうち「信用共済グループ」の提案が早急に実行すべきという判断がされた。
提案内容は「会議体のペーパーレスおよびオンライン化」とし、現在は紙媒体で行われている信用・共済関係会議をペーパーレス、オンラインで行うことで費用削減、会議出席者の移動時間短縮につなげる。
21日に本店で開かれた企画会議では、役員、部長、支店長などの各所属長へ再度プレゼンをした。 今後、信用共済グループは、提案内容の実行に向けて具体的に進めていく。