【山口・防府とくぢ】JA山口県防府とくぢ統括本部「農産物直売所出荷者協議会」は8月上旬、防府市の統括本部で出荷者向けの学習会を開いた。直売所「とれたて満菜」に出荷する農産物の品質向上を目的に、出荷者や職員ら約45人が参加した。
小野田化学工業の藤井順司所長と、エムシー・ファーティコムの藤山徹也支店長代理を講師に迎え、それぞれ「土づくり」と「肥料」について講義した。 同統括本部指導販売課の安村優介指導員が農薬の安全使用について解説。 ラベル表示の確認の徹底や、過去の実例を基にした注意点と対策を紹介し、出荷時の安全性向上を呼びかけた。
同協議会の倉重俊則会長は「学びを通じて出荷者の意識が高まり、農産物の品質向上につながることを期待したい」と話した。