【神奈川・湘南】平塚市はこのほど、市内の「ジ アウトレット湘南平塚」で農産物の出張販売「軽トラ・ファーマーズ」を行った。地元の登録農家が、来場者に自分たちが育てた新鮮野菜を対面販売した。
同市は、地産地消の促進や同市産農産物のPRを目的に、年に数回のペースで同イベントを実施。 軽トラックに農産物を積んで会場に行くだけの手軽さや消費者の声を直接聞けることから、農家から好評だ。
JA湘南中原直売部会の生産者がオクラやナス、キュウリなど旬の野菜を対面販売した。 その他にも、酪農後継者組織「角笛会」のメンバーによる市内産の生乳を100%使用したジェラートの販売、水を張ったたらいに浮かべた花をすくう催しも人気を集めた。
購入客は「農家から野菜のお薦めの食べ方を聞けたので、早速家で試してみたい」と笑顔を見せた。 市の担当者は「毎回多くの来場者が訪れる人気イベントになっている。 平塚産の農産物の魅力を広く知ってもらう機会として、今後も開催を続けたい」と話した。