【みなみ信州】JAみなみ信州は、「正職員農業研修」に取り組んでいる。特産「市田柿」の生産工程を体験することでJAを代表する品目への理解を深め組合員との対話活動に生かす。 2025年度は本所や支所から集まった職員10人が7月、グループ会社(株)市田柿本舗ぷらうの社員と共に同社が管理する圃場で研修を受けた。
研修はJA自己改革の一環だ。 JAでは組合員とJA職員との対話活動強化の具体的な取り組みを目的とした入所2年目までの若手正職員が行う「農業・農家体験実習」と、全正職員が対象の同農業研修を行っている。
研修に参加した同JA阿智支所信用課の横田みのりさん(28)は「暑い中の作業は、体力的にとても大変なことだと実感した。 窓口に来る生産者さんには、今まで以上に敬意をもって業務に当たりたい」と話した。