東芝、次世代革新炉開発2テーマが経産省事業に採択

日刊工業新聞Newsウェーブ21 2025/09/03 エレクトロニクス1 12頁 322字】

東芝は原子力産業基盤の維持・強化などを目的として経済産業省が公募した2025年度「次世代革新炉の開発・建設に向けた技術開発・サプライチェーン構築支援事業」に応募し、二つのテーマが採択された。

一つ目は「次世代革新炉の革新的安全技術の開発」で、同社の革新軽水炉「iBR」で採用を計画する二重円筒格納容器などの安全対策設備や特殊弁の開発に関する評価・検証、追加安全対策および解析コードの適用性の検討などを進める。 期間は26年2月まで。

二つ目の「革新軽水炉の実現に向けた技術開発及び設備供給能力の実証」では、iBRの建設に向け、原子力の安全上重要な設備の実用化に向けた技術開発および開発品の製造実証をサプライヤーとともに実施する。 期間は28年1月まで。


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