三菱商事、洋上風力発電開発計画から撤退

化学工業日報 2025/08/29 2頁 257字】

 三菱商事は事業性を再評価していた3海域での洋上風力発電所開発で、計画から撤退すると発表した。2021年に事業者に選定されたが新型コロナウイルスの蔓延やウクライナ危機などを発端にサプライチェーンがひっ迫し、金利も上昇するなど洋上風力業界を取り巻く事業環境が変化し、実行できる事業計画の立案が困難になったと結論づけた。 損失は大部分を計上しており、追加損失も限定的とみる。

 秋田県能代市、三種町、男鹿市沖、由利本荘市沖、千葉県銚子市沖の3海域で各プロジェクト会社を設立し、発電事業者として洋上風力発電所の開発を進めていた。


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