米NSC縮小で連携難/同盟国や省庁間でも

琉球新報 2025/09/02 朝刊 6頁 275字】

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は8月30日、トランプ政権が国家安全保障会議(NSC)の大幅な機能縮小を進めたことで、政権内の情報共有や同盟・友好国との連携にほころびが生じていると報じた。職員数は歴代政権の半分以下に激減し、省庁間の調整が円滑にできない事例が目立っている。

 トランプ大統領は前例にとらわれない首脳外交を好み、トップダウンの政権運営手法を重視してきた。 ただ、複雑な外交・安保分野で専門的な知見を持つ現場職員の意見が吸い上げられなくなれば、一貫性のない米外交に国際社会が翻弄(ほんろう)される可能性が高まりそうだ。


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