日揮ホールディングスは、同社インドネシア法人であるJGCインドネシアと仏テクニップエナジーのインドネシア法人がコンソーシアムを組成し、INPEXマセラがインドネシアで計画しているアラフラ海マセラ鉱区アバディLNGプロジェクトに関し、陸上LNGプラントと洋上生産出荷施設(FPSO)に関わる基本設計(FEED)およびEPC(設計・調達・建設)に関わる見積役務を受注したと発表した。
INPEXマセラはINPEXとエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)で構成される合弁会社で、年産950万トン(475万トン×2系列)のLNGプラント建設を計画している。 二酸化炭素(CO2)分離回収・貯留(CCS)設備を設置することで、クリーンなエネルギー供給を実現する。
同プロジェクトは陸上LNGプラント、FPSOのほか海底生産施設(SURF)、海底パイプライン(GEP)の4パッケージで実施される。 このうち陸上LNG、FPSOは日揮グループのコンソーシアムのほかにもう一つの企業連合が選定されており、優れた提案を行った企業連合がEPCコントラクターに選定される見込みとなっている。