【茨城むつみ】JA茨城むつみは26日、境町の品質管理センターで米の初頭検査を行った。JAの谷島勇常務が立ち会う中、農産物検査員による目合わせを行い、米の品質を厳格に検査をした。
この日検査したのは、極早生の「一番星」と「コシヒカリ」の2品種。 谷島常務は「今年も猛暑が続き、高温により稲の生育が前進し、収穫時期が平年より早まる可能性がある。 地域間格差のないよう、今日の検査で検査員全員の格付けの統一をお願いしたい」と話した。
初頭検査を務めた検査員は「猛暑の影響で乳白などの高温障害や、降雨が少ないことによる胴割れが見受けられたが、平年と比べカメムシの影響による着色が少ない」と話した。
本年度の米出荷量は約4万8000袋(1440トン)となる見込み。 検査員14人が、最終出荷まで厳正に検査して良品出荷に努める。