日本山村硝子は兵庫県加西市内で排出される使用済みペットボトルキャップを新しいペットボトルキャップとして再生する取り組みを推進する。同市と平田運輸(兵庫県加西市、平田優宇社長)、社会福祉法人加西市社会福祉協議会(同、下村義明理事長)の3者と協定を締結した。 ペットボトルキャップを付加価値のある製品に再生・創造し二酸化炭素(CO2)削減などに貢献する。
今回の協定では、4者が協力し、加西市内で排出される使用済みキャップを新たなキャップへのリサイクルに取り組む。 さらに使用済みキャップを例えばレジャーシートなど付加価値のある製品に再生・創造する。 これにより、プラスチック資源の国内循環を促進。 さらにCO2削減に貢献する。
具体的には同市民が分別・排出したペットボトルキャップを市内企業や小・中学校から加西市社会福祉協議会が回収する。 回収したペットボトルキャップは、リサイクルするために平田運輸が日本山村硝子の指定する場所に運ぶ。 集めたペットボトルキャップを同社が再び原料として使用・再生する。
今後、さまざまな製品の開発・創造に取り組んでいく予定。 また、将来的には同市内へのリサイクル製品の還元も目指していく。