丸紅情報システムズ（ＭＳＹＳ）はこのほど、ストラタシス製ポリジェット方式３Ｄプリンター「Ｊ８」シリーズ用の新材料「ＴｏｕｇｈＯＮＥ」の取り扱いを開始した。１０月１日から注文受け付けを開始する。

　ＴｏｕｇｈＯＮＥは、Ｊ８シリーズ用に対応した樹脂材料で、従来製品に比べ５倍以上の耐衝撃性と高い柔軟性、伸長性を有し、コストも抑えた新材料となっている。 異種材料であるＲＧＤ５３１Ｓとの配合や、専用装置「ＰｒｏＬｉｇｈｔ」を使用した二次硬化処理により、７５度Ｃ以上の耐熱や寸法の安定性強化も実現している。

　今後は白以外のカラー材料への展開や対応機種の拡張を予定している。

　ＭＳＹＳは３０年以上にわたりストラタシスの正規代理店として同社製品を取り扱っている。 今後３Ｄプリンター本体の販売に加え、造形サービスやレンタルサービスを提供し、顧客の要望に合わせてＴｏｕｇｈＯＮＥの活用を提案していく。