大豆畑視察、理解深める 宮城県登米市で加工・卸業者

日本農業新聞 2025/08/28 ワイド2東北 010頁 341字】

 【みやぎ登米】県内外の大豆加工販売業者と大豆卸業者ら20人が22日、登米市豊里町の契約栽培圃場(ほじょう)を訪れ、現場を視察した。

 参加者は「タチナガハ」の生育状況を確認。 大豆生産者団体である豊里町転作集団連絡協議会の秋山広勝会長やJAみやぎ登米の職員が生育状況や圃場の特性について説明した。

 連日の猛暑と少雨で大豆の生育環境に厳しさが増す中、管内の生産者らは、乾燥被害の軽減対策として各地でかん水に取り組む。

 加工販売業者らは「暑さによる被害を心配していた。 いつも高品質な大豆を作ってもらっているので今回も期待している」と作柄の安定に向けて期待を寄せた。

 視察は、国産大豆製品のブランド力や加工販売業者と生産者の収益性を高めることを目的に、仙台市で雑穀・豆類卸売を営む三倉産業が企画した。


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