ハウディの「RxT-01」にZenmuTechの秘密分散技術を搭載しJASIS2025にて参考展示

ASCII.jp 2025/08/28 (HTML用画像あり) 1379字】

株式会社ZenmuTech
株式会社ハウディ(以下ハウディ、代表取締役社長:浅田 風太、本社:東京都中央区)と株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:阿部 泰久、本社:東京都中央区、証券コード:338A)は、協業の成果として、ハウディのデータ転送IoTデバイス「RxT-01」にZenmuTechの秘密分散技術を組み込んだPoC(概念実証)の成果物を2025年9月3日(水)から幕張メッセで開催される「JASIS2025」にて、参考展示いたします。

今後は、市場の反応や利用者の声を収集・反映し、早期製品化を進めてまいります。





■ 概要

実験機器や研究装置の多くはセキュリティ上の理由からネットワーク接続が制限されており、従来はUSBメモリやDVDなどによる物理搬送が主流でした。しかし、この方法には時間と手間がかかるうえに、情報漏洩リスクや作業効率の低下といった課題が存在します。今回のPoCでは、ハウディが開発する「RxT-01」にZenmuTechの秘密分散技術を導入することで、データを分割・無意味化し、搬送・保管の過程でも高いセキュリティを確保できることを検証しました。その結果、安全で効率的なデータ搬送の可能性を示すことができました。

今回の成果を、「JASIS2025」にて、ハウディの「RxT-01」をアズワン株式会社のブース(ブースNo:8A-705)内に参考展示いたします。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
 

■ JASIS2025について







■ 「RxT-01」 について



「RxT-01」は、ハウディと東京大学情報基盤センターの共同研究により生まれた、ネットワーク非接続環境での高速・大容量データ転送を可能とするIoTデバイスです。セキュアな構造と多様な接続性を備えており、USBメモリの代替として、機密性の高い研究データの効率的な搬出と管理を実現します。



■ 秘密分散技術「ZENMU-AONT」について

秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たない分散片」に分割し、それぞれを異なる環境で管理することで、データの安全性を高める技術です。
ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU EngineやPCからの情報漏えいを防ぐ 「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。

■ 参照:ハウディとZenmuTechの協業のプレスリリース

https://zenmutech.com/information/news/20250821/

【ハウディについて】


 
株式会社ハウディ
本社所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-4-2 日本橋ノーススクエアM2F
設立:2021年6月
事業内容:IoT・AIに関するシステムの企画、開発、制作、販売、運営及び管理
URL :   https://haudi.jp/




【ZenmuTechについて】



株式会社ZenmuTech
本社所在地:東京都中央区銀座8-17-5 THE HUB 銀座OCT 804
設立:2014年3月4日
事業内容:秘密分散技術を用いたデータ保護ソリューションおよび秘密計算データベースプラットフォームの提供
証券コード:338A
URL :  https://zenmutech.com/



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