伊藤忠エネクスは、日本通運が２０２５年日本国際博覧会（大阪・関西万博）の輸送業務に使用するトラックへ、リニューアブルディーゼル（ＲＤ）の供給を開始したと発表した。日本通運は会場内外で多様な荷物の搬出入を担っており、ＲＤの使用により脱炭素の取り組みを発信し、持続可能な万博運営に貢献する。

　同社はサステナビリティ方針の一つに「事業を通じたカーボンニュートラル社会への貢献」を掲げ、ＲＤの流通拡大を通じてサーキュラーエコノミーと脱炭素社会の実現を目指している。 日本通運は万博の推奨物流事業者かつ場内貨物取扱指定事業者で、ＮＸ商事と連携し、既存の車両・設備をそのまま活用できる次世代バイオ燃料であるＲＤを導入。 これにより、万博関連輸送にともなう二酸化炭素（ＣＯ２）排出削減を図る。