【岐阜】岐阜信用金庫は1日、内藤建設(本社岐阜市)と信金キャピタル(本社東京都)とともに「しんきん脱炭素応援ファンド東海三県内第1号投資実行発表式」を開いた。
同ファンドは信金中央金庫、信金キャピタル、脱炭素化支援機構が出資し、4月に設立。 岐阜信金が取引先である内藤建設を推薦し、東海3県で初めて同ファンドによる投資実行に至った。
内藤建設は、建物の躯体を再利用しつつ内外装や設備などを一新するリファイニング建築を手掛けており、二酸化炭素や廃材の削減につなげている。
内藤建設の内藤宙社長は「調達資金はリファイニング建築を含め、地域経済や環境に資する活用がしたい」と述べ、岐阜信金の好岡政宏理事長は「時代に合ったものをどんどん取り入れている企業。 脱炭素に向けた取り組みの全国的な発展を祈念する」と話した。