【茨城・つくば市】筑波梨部会は25日、JAつくば市西部営農経済センターで、梨「豊水」の出荷に向けた目ぞろえ会を開いた。実際の果実を用いて着色、糖度、熟度などの選果基準の確認と共有をした。
部会員とJA担当者ら9人が参加し、意見交換をしながら品質の統一を図った。
「豊水」は甘味が強く、程よい酸味が特徴。 8月下旬から9月下旬に旬を迎える。
同部会は7人が約7・4ヘクタールの圃場(ほじょう)で梨を生産している。 今年の「豊水」について同部会の小野孝男部会長は「猛暑も続き雨も少なかったことから、例年よりもやや小玉傾向ではあるが、糖度や食味は良好。 選果・選別を徹底し、消費者に高品質な梨を届けたい」と意気込みを語った。